昨今の人手不足の影響で、経営者は幅広い業務への従事を強いられています。統計では、経営者65%が、記帳業務を削減しその時間を売上向上に直接つながる業務に充てたいと考えています。しかし、お金に関わる業務を従業員に任せたいと思う経営者は17%にとどまっており、その代わりに、記帳業務のIT化を図りたいという経営者は53%に上ります。
記帳業務の削減を実現するツールの一つとしてクラウド会計があります。従来のインストール(パッケージ)型と違い、「銀行やカードの取引明細を取り込み自動的に仕訳作成」、「会計データをパソコンやスマートフォンでいつでも財務状況をチェックできる」といったリアルタイム性が特徴です。
実際、クラウド型の利用者は、その78%が記帳業務にかかる時間の削減効果が得られたと回答しており、全体としても経常利益額が増加傾向にあるという統計になっています。
数あるクラウド会計ソフトの中でも、私たちは『マネーフォワード』を推奨しています。この『マネーフォワード』の特徴は、汎用性の高さにあります。各種データ連携により、会計だけでなく、給与、労務、売上集計、経費精算といった間接業務を一体化することにより、大幅な業務の効率化を実現することができます(下図参照)。
税理士法人 ロールスパートナーズでは、「クラウド会計を導入したい」「導入したいが使い方がわからない」という経営者をサポートし、業務の負担を減らすお手伝いをさせていただきます。
※各種統計は『2018年版「小規模企業白書」』より